月の風船

娘の洋服を中心にハンドメイドの記録をのせてます。時々、ゲームやドール服関連も載せています。

スタンダードプリコーション

また、再び医療系の話ですみません。

スタンダードプリコーションとは?

日本語だと「標準感染予防策」となります。
医療機関などを想定した感染の予防を目的にアメリカで作成されたものです。
日本の医療機関でも取り入れられています。
(毎年、院内で感染委員によるテストがあったりします。)

すべての患者や医療者が感染の有無に関わらず、「血液、体液、汗を除く分泌物、排泄物、粘膜、傷のある皮膚」が感染の原因になるという考えです。

平たくいうと、病院では患者も医療者も誰が感染しているか分からないから、一律に感染対策をしようというものです。
医療者が感染を媒介してはなりません。

これが考え出された背景には、エイズの流行があります。
エイズは一般に血液や粘膜感染が主です。症状がでていないことが多く、知らず知らずのうちに医療者が感染し、別の患者さんに感染させてしまうということを防ぐためです。

現在、流行している新型コロナウイルスのようにまだ見つかっていない未知の感染症を防ぐことにも繋がっています。

例えば痰の吸引であれば、感染症があってもなくても誰であっても、医療者の目や口の粘膜に患者さんの痰などの分泌物が付着しないようにマスク、ゴーグル、エプロン、手袋をつけ、終わったら必ず手の消毒をします。
太字のところが感染経路になります。

もちろん、感染症が明らかになっていれば、隔離や更なる感染症対策をしていきます。
例えば、結核は同じ空気を吸うだけでも感染するので、普通のマスクよりさらに目の細かい特殊なマスクをします。部屋も陰圧といって部屋の外に空気が漏れていかない部屋に隔離をしたりします。
(結核でも隔離が必要ない場合もあります。)

新型コロナに対しては…

現在、都内では800人超えの感染者がいます。無症状な人もいるので、メディアで散々言われているように誰が感染していてもおかしくないのです。

新型コロナは今のところ、唾液やくしゃみなどに含まれるウイルスを吸い込む飛沫感染、手についたウイルスを取り込む接触感染であるとされています。

スタンダードプリコーションは院内感染の概念です。
家庭や日常生活では当てはまらないところや、難しいところもありますが、出会う人全てが、触れたもの全てが感染源になるとう危機感が今必要なのではないかと思います。

家で強化するポイント

そうはいっても、家庭は病院ではありません。家でできるポイントを考えてみたいと思います。

といっても、私からは言えるのは手洗い、うがい、マスクなのですが…。
これらは、口などの粘膜からウイルスを取り込まないために必要です。

ウイルスは目に見えないので、病院であれば感染防止のために使ったエプロン、手袋、マスクは使い捨てです。手袋を外す前後も必ず手指消毒をします。

でも、家庭ではさすがに洋服などを使い捨てにはできないし、何かするごとに手を洗っていたら手荒れがひどくなります。

なので、タイミングで押さえるのがよいかと。

ウイルスがたくさんついてるであろう帰宅後。

口の粘膜に触れる可能性がある食事前。

外食時であれば、入り口でアルコール消毒をする、そのあと余計なところに触らない、心配ならアルコールウェッティで拭く。

外出時などは手洗いが難しいこともあるので、むやみに口や鼻などを触らない。

他にも帰宅後はすぐにお風呂、コートはリビングに持ち込まないなど色々あると思います。
でも、それぞれ家の作りとか状況もあるし、できることを継続するのがいいと思います。
あまり神経質にしすぎても疲れちゃいますし。
ありきたりなことしか言えずすみません。
でも、この辺を意識すれば、コロナだけではなく、風邪、インフル、ノロなどリスクも軽減できます。

アルコールジェルと手洗いの使い分け

これ意外と大事です。
使い分けとしては、目に見える汚れやベタつき、明らかに飛沫などがついたときは手洗いが推奨されます。
アルコールジェルでは、タンパク質や汚れを取り除けないので、石鹸で洗い流す必要があります。

アルコールジェルは目に見えない汚れがあるかもしれないときに使います。
病院でもそうです。
手荒れしにくいのは、保護成分が入っていればアルコールジェルになります。

また、ノロウイルスなどはアルコールが効きません。必ず、トイレ後は石鹸手洗いを!

小話

最近、思い出したことがあります。
看護実習には、保育園の実習もあります。
冬になると水が冷たいから手を洗わない子が出てくるから注意して!と。

もしかして、これって大人でもそういう人いたりする??

もしかすると、冬の感染流行はこういう小さなところも関わっているのではと思ってみたり。


とにかく、感染者も重症者も増えていますし、イギリスの変異種が日本に上陸した恐れもあります。
医療がひっぱくしているので、他の病気や事故にも注意が必要です。

重症患者の危機感についてはこちらの記事で。
https://www.sakuballoon.com/entry/2020/12/17/175320

みなさん、元気で新年を迎えましょう!