月の風船

娘の洋服を中心にハンドメイドの記録をのせてます。時々、ゲームやドール服関連も載せています。

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洋裁CADをやってみよう③袖ぐり編

タイトルを省略させていただきました。

今回は個人的に超苦手な袖ぐりです。

たぶん、ここに関しては手書きのほうが早いんじゃないかな…。

かなり迷走しているので分かりにくかったらすみません。

 

補助の線や点を引く

数学の図形の問題で補助線とか引くの得意でしたか?私はめっちゃ苦手です…。

「こんなの人生でいらない」と思ってたけど、今とても必要としています…。

お店のマネキンなどを思い浮かべていただくと、腕は下部分が少し広めの楕円形(卵型のような)をしていると思います。

そのため、下が少し広くなるように線がどこを通るか指定する必要があります。

 

補助線を引くための測定をします。

Tシャツの袖を内側に折りこんで卵ラインをはっきりさせます。

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何となく卵のおしりの部分かなぁと思わしき緩めのカーブが始まる高さを調べます。

点要素でオフセットXYを選択→バストラインの終点から調べた高さの数値分XとYに入力

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 線要素(角度が選択できる方)で0°と270°方向に直線を引く。

長さは、先ほどの卵のカーブの高さです。(点を結んだら正方形になるイメージ)

 今度は卵のお尻の方のカーブを通過する点を描きます。

数値要素→どちらかの線を選択→÷3+0.8の式を入力します

(これはパターン塾での計算方法を元にしています)

 

 

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卵のおしりカーブが通過する点までの補助線を描きます。

直線要素(始点)→カーブの始まりから下方向に描いた線の終点を選択→角度45°→ひとつ前で計算した数値を入力

これで、小さい斜めの線が引けます。

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 次に、肩線の終角度を設定します。ここは津田さんの「家庭科3だった私が365日、手作り服で暮らしています。」を参考にしています。

袖ぐりの卵の頭の方のラインは肩線から90°直角になる線を通過するように作図されています。

洋裁CADで直角をとるのはY座標に対して平行であれば簡単にできるのですが、そうではない場合、別に計算式が必要です。

数値要素を選択→肩線の終点をクリックして終角度を選択→+と90を入力

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 これで準備ができたのでベジェ曲線を引きます。

①に肩線の終点を、角度は先程計算した終角度+90の数値を選択

②に先ほど引いた斜めの線の終点を、角度は後述

③にバストラインの終点を、角度は後述

後述にしてある角度は適当に数字をいれてみて、図の赤丸(卵のお尻の高さの点)と②と③を通るようにマウスホイールで調整します。

完璧に通らなくても大丈夫です。私の図も少しずれています。

ここはホームソーイングだし、Making The Cut の世界で言えばデザインも縫製も1人でやるわけで、それだけですごいことじゃない?(自己暗示…)

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これで、袖線は書けたことにして、裾を描きます。

裾は、直線要素(2点直線)→袖ぐり線の終点と裾の終点を入力

これで後ろ見頃完成です。

補助線などは要素の緑のマークを押すと非表示にできます。削除すると、親と子の関係が崩れて他の線も消えたりするので要注意です。

 

縫代をつけよう

派生線→縫い代を選択。

首周りの線→袖ぐり→裾の順に選択していきます。オフセット量は平行して引いてくれる線の幅のことです。10なら1㎝幅の縫い代です。私は裾は3つ折りにするので30にしてあります。

角の形も色々あるみたいですが、私には難しいので基本はそのままです。

※画像では右側になっていますが、左側にしてください。このままだと、中に縫い代が引かれます。(私は後から気づきました。)

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最後に縫い代を閉じます。一つのオフセット量を0にしておきます。(オレンジの〇)

輪になる部分を最後に選択、オフセット量を0を選び、角をエッジに変えます。

無事、これで縫い代が閉じます。ハナタロウ (id:piyobu)さんありがとうございました!

 

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わ印を描こう

記号要素→わ印を選ぶ。大きさなどは好みで。後ろ見頃の中心線の始点を選択。

だいぶ型紙らしくなってきました!

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ここでコメント要素→定義方法グループを選択します。画面の黄緑の四角は数値は入れません。

赤丸の印刷番号を登録しましょう。後で印刷するときに使います。

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盛りだくさんでしたね。お疲れ様でした。

次は袖編になります。

前見頃は後ろ見頃とほぼ作業が一緒なので各自でも大丈夫だと思います。

子供服だとダーツとかもないし、前身ごろの袖ぐりがあまり形が変わらない気もするんですけど、違うのかなぁ…。

記事にすることがあれば、前身ごろに関しても次の記事で触れるかもしれません。

製図しながらの作業なので何とも言えず…。

 

ではでは!