月の風船

娘の洋服を中心にハンドメイドの記録をのせてます。時々、ゲームやドール服関連も載せています。

黒い羊を思う。

あ、今回ちょっと暗めです。

ここ最近、報道されてる中学生の同級生の殺害事件についてニュースやそのコメントを見ていて、思ったり、考えたことを書こうと思います。

もしかしたら、いつか誰かに響くかもしれないと。

 

殺人は絶対に肯定できないというスタンスですが、加害少年にしか分からない苦悩がたくさんあるんだろうなと思います。

 

「修学旅行で告げ口されて、ケータイを没収されて疎外感を感じた」、「応援演説を頼まれたのが嫌だった」

世間的なコメントとしては、これが殺害の動機なの?と思う人が大半だし、当初の報道のイジメとは違うよねって空気感がニュースのコメント欄にはあります。

 

私、彼がどれだけ嫌だったか少し想像できます。その場にいないから完璧とは言えないし、彼からしたらお前になんか分かってたまるかと思うかもしれない。

 

私の中学時代は暗黒でした。ほとんどいい思い出なんてないし、人生で1、2番を争う辛い時期でした。

 

今でいうクラスカーストが明確に存在していて、私は下の方。

クラスカーストは大体運動ができる、目立つ子が上、あとは中間から下層で構成されていた様に思う。上の子が目をつければ、いつでも誰もが下になり、基本的な人権はないに等しい。

大人からみたらくだらないけど、カバンにつけるキーホルダー1つでも反感をかってしまう社会。

 

ちなみに、1年目に色々あって浮いている存在だった。2年目で何か変わるかと思っても1年目で同じクラスの子がいたら、やはりみんな空気を読んで避けていく。徐々に馴染んでいくことはできたけど、やはり自分は仲間に入れていないという気持ちはずっとある。

 

そんな状態で行くのは林間学校。まずグループやバスの座席の時点で、入れてもらえるか気にしなければならない。この時点では、割と同級生との関係も良かったので難はなかった。

 

林間学校はスキーで、事前にアンケートでどのくらい滑れるかの調査があった。私は小学生の頃から家族でスキーに行くのでそこそこ滑れる。しかし、滑れると正直に書くか目立たない様に滑れないとするか悩んで、両親とも相談を重ねた。

「よそのクラスの割と親しい子は滑れるグループに行くというし、もう関係性も良くなってきているのだから楽しんできたら?」と背中を押されて滑れるクラスに入ることになる。

 

でも、やっぱり良くはなかった。

 

カーストの上の方の子達が意外と初心者クラスに多かった。基礎練習でスキー板で山を登る練習をしている横を私がスキーで滑ることになった瞬間にやばいなと思った。

 

その直感はあたり、朝まで話してた同じ部屋の子は会話をしてくれなくなった。4人部屋で3枚の布団は隣り合うが私の布団は隅に追いやられたのだった。

この子達はカーストの上位の子ではない。だからこそ、自分の身を守るためにこの様な行動を取るんだと思う。私の居ないところで上位の子が愚痴っていたんだろうと思う。

 

ちなみにこの時も携帯は禁止されていて、トラブルにならないように私は何も持っていかなかった。同じ部屋の子で携帯を持っている子は持ってきて他の部屋の子と恋バナをしていた。

 

部屋にはあまりいられないので、飲み物を買いに自販機にゆっくりゆっくり向かった。エレベーターではなく、階段で向かう。

よそのクラスの友達とは話せたことに安堵しながら、なるべく部屋にいない様に気をつけた。2泊3日の林間学校でよく覚えてるのはスキーではなくホテルの過ごし方だ。

 

林間学校終えてからも、体育で失敗すれば「スキーはできるのにね(笑)」と噂をされる。

 

ほとぼりが覚めれば林間学校で部屋が同じだった子も何もなかった様に話をする。その二面性に「はぁ?」と思いつつも、仲良しのフリをする。

世間的に見たらきっとイジメじゃない。きっと、カースト上位の子も同室の子も覚えてないし、先生だって気づいていないだろう。

ただただ、居場所が無いだけ。同級生を信頼できないだけ。でも、辛かった。生きた心地はしない3年間だった。

体験した人にしかきっと分からない、空気感はそこにある。

 

両親は私の状況を知っていて、心配もして、励ましてはいたけど、私がそこそこの成績を維持していただけに、不登校を許さなかった。林間学校も休みたくとも内申点が関わるので行かざるを得なかった。

 

私の登校へのモチベーションは、同じクラス子が行けないような進学校に行くことか、遠くの誰も行かないような私立に行くことしかなかった。

ここを早く出る、全部断ち切る。それしかなかった。

学校にただただ勉強しにいく。

救いだったのは、時々仲良くしてくれる子や、野球部の男の子がバイバイと手を振ってくれたり、みんなが敵じゃなかった。だから、高校は上手くやれると思えたことかな。

 

その甲斐あって、高校、看護学校は楽しく過ごせた。でも、やっぱりこの時に感じた人間不信感はトラウマになっていて、何処にいても自分だけ仲間じゃないような気がして怖い。未だに職場とかで噂話をしていると自分のことだったらとドキドキする。だから、こうしてネット生活にはまっているともいえる。

 

加害少年は田舎の小さな学校で、居場所が無かったのかな、永遠とも思えるような学校生活に救いになるような希望や友達はいなかったのかな。

 

事実はどうだったのか分からないから、推測だけど自分の存在が受け入れられてない感じがある中で人前でスピーチすることは辛かったと思う。私も授業の音読でさえ嫌だったよ。ひそひその声が自分に向いているんじゃないと気が気ではなかった。

みんなも持っていたであろうスマホを自分だけチクられて、話題に入れなかった、またそのことをネタにされたのかもしれない。

大人から見たらたかがそれだけ。狭い世界の中では割と大事だったりする。

 

行いは絶対に肯定できない。でも、彼の辛さが動機として解明されることが他の辛い思いをしている子の助けになるかもしれない。

何があって、どう辛かったのかを教えて欲しいと思う。

 

あ、コメントしにくいことばかりだと思うのでスターをちろっと押してくれたら大丈夫です✨

 

 

 

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